SSブログ

沙羅双樹の花 [花]

すっかりご無沙汰をしてしまいました。ここ暫く会合や出張、また色々な行事などが重なって、
写真の撮影もあまり出来なくて、またブログも全面的に休んでしまいましたが、またボチボチと
始めたいと思っております。宜しくお願い致します。

自宅から比較的近い所にある妙心寺。この境内に東林院という「沙羅双樹」で有名なお寺があり、
今の時期、庭園では、「沙羅双樹」の花が一面に咲き、また苔の上は、短い命だった多くの花で
満ちています。

平家物語で有名な「沙羅双樹の花」、この花は、朝に咲いて、夕方には散ってしまう一日花で、
人の世の常ならぬことを象徴していますが、一日だけの生命を悲しんでいるのではなく、
与えられた一日だけの生命を精一杯咲きつくしているようです。
我々も限られた人生、一日いちにちを有意義に過ごさねばと思います。

比較的自宅の近くですが、今年初めて訪ねました。廊下に坐って、じっと眺めておりましたが、
色々と感じることが多いひと時でした。


nice!(19)  コメント(13)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 19

コメント 13

Silvermac

平家物語の冒頭に出てくる花ですね。数年前に古希を過ぎてから日々の大切さを実感しています。
by Silvermac (2007-07-01 15:44) 

cloud9

このしっとりとした感じがなんとも言えず良いですね♪
こんな所でゆっくりしたり、ボーッとしたりしたいです。
by cloud9 (2007-07-01 16:12) 

michan

このやさしい風景にいられたら、心も穏やかになりますね。
すばらしいです♪
by michan (2007-07-01 16:20) 

atom

緑の中に散った真っ白の花、美しいです。
散ってもなお美しい花ですね。
by atom (2007-07-01 17:41) 

HAL

濡れた感じが涼しげで落ち着く感じです~
by HAL (2007-07-01 18:27) 

ラガブリコ

沙羅双樹・・・ナツツバキ・・・と呼ばれるだけあって、花ごと落ちていますね。苔との対比が美しいです。
by ラガブリコ (2007-07-01 20:42) 

さねさし

沙羅双樹という名を聞いただけでも 儚さを感じてしまいます 美しいお写真と いいお言葉 久しぶりうれしく思いました
先日我が家から車で20分くらいのところにある 茶湯寺(ちゃとうでら)にいきましたら ちょうど沙羅双樹の花が咲いておりました お庭をおばあさまが丁寧にはいていらっしゃって 花は落ちていませんでした
茶湯寺は、本尊として釈迦涅槃像(一名「寝釈迦像」)を安置してあり
それはいい御顔でいらっしゃいました
こちらでは地方の風習として「百一日参り茶湯供養」をすることとなっていることを最近知りました 小さなお寺ですが とてもよかったです
by さねさし (2007-07-01 20:55) 

INOUE

皆様方へ
すっかりご無沙汰をしてしまいましたが、早速Nice!とコメントを
いただきまして、大変嬉しく思っております。有り難うございました。
ボチボチですが、また皆様方のところへお伺いさせていただきます。

SilverMacさん 有り難うございます。
廊下に座ってこの花をじっと見ていましたが、あらためてこれからの
日々を有意義に過ごさねばと感じました。

cloud9さん 有り難うございます。
このお寺は、この花の時期のみ拝観が出来ますが、この時期に京都に
お越しになることがありましたら、是非一度お越しになって下さい。

michanさん 有り難うございます。
北海道には、梅雨がなくていいなとは思っておりますが、
このお寺を訪ねた時には、梅雨時の雨もまた情緒があって
良いものだと感じました。

atomさん 有り難うございます。
沙羅双樹のお寺と云われるだけに、素晴らしい景観でしたが、
何となく侘しさを感じました。

HALさん 有り難うございます。
雨が降っていましたので、庭石が濡れて、情緒たっぷりでした。
多くの方が廊下に座っておられるのですが、シーンと静まりかえって
いました。

ラガブリコさん 有り難うございます。
雨のお陰で、苔の緑も増して、真っ白い花が印象的でした。
でも少し侘しさが・・・。

sanesasiさん 有り難うございます。
ここは妙心寺の境内で、何となく「祇園精舎の鐘の声」が聞こえて
きそうで、やはり儚さを感じます。
「茶湯寺」、素敵な名前のお寺で、静かなお寺の雰囲気が
伝わってきます。雨の季節のお寺の雰囲気もまた格別ですね。
by INOUE (2007-07-01 22:34) 

lingnam

ご無沙汰しています。
沙羅双樹は今年、ある場所ではじめてみました。
その時はまだ咲いていましたが、夕方には散ってしまうんですね。
儚いけれども、だからこそ潔い美しさも感じます。
by lingnam (2007-07-03 00:00) 

ccq

涼しげですねぇ。コレが沙羅双樹ですか。
by ccq (2007-07-07 13:05) 

INOUE

barbieさん Nice! 有り難うございます。

lingnamさん 有り難うございます。
花は短い寿命で、儚いですが、一方次から次と花を咲かせる木は、
随分エネルギーがありますね。

muu+さん Nice! 有り難うございます。

マイケルさん Nice! 有り難うございます。

ccqさん 有り難うございます。
平家物語で、殆どの方は「沙羅双樹」の花の名前は、ご存知ですが、
ご覧になった方は少ないようですね。私も今年初めて見た次第です。





マイケル
by INOUE (2007-07-07 18:38) 

gillman

うーん、風情のある色ですね
by gillman (2007-07-16 20:35) 

和

 私も今年初めて沙羅双樹の花を
6月20日に見に行って来ました

 とてもとても良かったです

 大好きな京都の景色がいっぱいで
お写真がとてもきれいですね

 ブックマークしたいほどお気に入りになりました
by (2007-08-19 11:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。