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京都 都をどり [行事・祭]

4月1日から、祇園の歌舞練場で、「都をどり」が始まり、いよいよ春の幕開けです。
祇園の芸妓さんと舞妓さんによる素晴らしい、京情緒溢れる舞踊の数々を
三味線などの和楽器の音色とともに、堪能することが出来ます。

4月中に京都にお越しの方は、是非一度この華麗な「都をどり」をご覧になることを
お薦めします。

祇園地区のお茶屋さんや料亭の塀には、上のような案内が張り出されています。

毎晩ブログが重くて、なかなか皆さま方のところへ訪問させていただくことが
出来なくて、申し訳ありません。


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京都北野天満宮 梅花祭 [行事・祭]

2月25日の梅花祭は、御祭神菅原道真公が延喜3年(903)2月25日に薨去された
祥月命日に、約900年前から始められた祭典です。



今日は土曜日で、暖かい晴天にも恵まれて、朝早くから多くの参拝者で
大変な賑わいでした。受験の合格祈願のお礼の方も多かったことでしょう。

 

今年は寒い日が続いたために、境内の梅も、ちらほら咲きで、写真のように
咲いている梅ノ木は、数本だけでした。3月中旬頃(?)には、境内一面は
紅梅、白梅の梅の花で、埋め尽くされるでしょう。

豊臣秀吉公が北野天満宮境内で、北野大茶湯を催した故事に因んで、
菅原道真公1050年大萬燈祭にあたる昭和27年から毎年「梅花祭野点大茶湯」が、
天満宮のすぐ東側の上七軒の芸妓さんや舞妓さんによって行われてきました。

私も長い行列に1時間以上並んで、お茶をいただいてきました。(有料です)
お茶席の周囲は、報道陣のテレビカメラや一般のカメラマンで大変な混雑ぶりでした。
私は絨毯の上に座っての撮影です。

可愛い舞妓さんの「だらりの帯」です。簪が素敵でした。

 


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京都嵐山 もみじ祭(2) [行事・祭]

京都嵐山 もみじ祭(続きです)

もみじ祭の午前の部が終わり、お昼休みの間に、すぐ近くの宝厳院の前を通り、
天竜寺の境内へ、紅葉の様子を観察に・・・。(写真は、11月13日の撮影)

宝厳院の入り口。ここは約200年(?)ぶりに最近公開された寺院で、紅葉の
美しい庭園があります。少し色づいてはいますが、紅葉の時期はこれからです。

宝厳院の庭園を、道から眺めた様子です。紅葉の庭園は素晴らしい風景ですが、
これからですね。

近くの天竜寺の境内のもみじも、一部は紅葉していましたが、ここも大変な
人出でした。

船遊びの一方で、河に沿って、島原太夫の道中もありました。

もみじ祭の午後の部の始まりにあたって、神事が執り行なわれています。
河辺は、午後の船遊びの見学者で、超満員です。カメラマンの三脚もずらりと。

平安管弦船の舞も、午後に入って、一層あでやかに・・・。

民謡・京寿船の可愛いお嬢さんの舞は、素晴らしく、一番の人気でした。
二人のお嬢さんには、多くのカメラマンが・・・。

野宮神社の野宮船。伝統的な古式豊かな舞が披露されました。

車折芸能船。春にこの嵐山で行われる古式豊かな三舟祭は、この車折神社の
お祭ですが、車折神社は、芸能の神社でもあります。
船から次々に扇子が流されて、情緒ある風景です。

今様船では、古式ある衣装を纏った舞が披露されました。

午前中から引き続いて、筝曲小督船では、琴の音が河に響いて・・・。

もみじ祭も終わりに近づいて、多くの船も戻ってきましたが、船の上では、
最後の舞が行われています。

ここは嵐山のメイン通りで、左は天竜寺の入り口、右には、嵐電の嵐山駅。
後の方は渡月橋です。もみじ祭に加えて、嵐山、嵯峨近辺の各寺院なども
超満員の様子でした。

これからが、京都の紅葉のシーズンですので、ますます多くの方が京都に
お越しになると思いますが、是非とも楽しく、有意義にお過ごし下さい。

今日はブッシュ大統領の京都入りで、街中厳戒態勢の様子でしたが、
無事に京都御所内の京都迎賓館に、ヘリコプターで到着されたとのこと。
明日は金閣寺を訪問されるとのことで、金閣寺の近辺も大変な警備です。


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京都嵐山 もみじ祭(1) [行事・祭]

平成17年11月13日(日) 京都嵐山で、もみじ祭が行われました。
嵐山の紅葉は、京都では一番遅く、通常は12月の初旬頃まで、紅葉を楽しむ
ことが出来ます。今日は晴天に恵まれ、もみじ祭も大変な賑わいでした。
3回にわたって、もみじ祭と天竜寺近辺の紅葉の様子を掲載の予定です。

京福電車(通称嵐電)の嵐山駅前。午前中から既に嵐山近辺は大変な人出でした。

筝曲小督船。 琴の音が川に響き渡って、情緒たっぷりでした。
遠くに見える橋は、有名な渡月橋です。

平安管弦船。管弦の演奏にあわせて、色々の素晴らしい舞踊です。
平安時代の趣を感じます。

手前は、嵯峨大念仏狂言が演じられています。後では舞が・・・。

河畔では野点茶会が催されています。(有料です)
川辺は物凄い数の見物客とカメラマンで溢れていました。

京楓流いけばな船。

東映太秦映画村船の、水戸黄門と大奥の女性に扮した俳優さん。

嵐山の河畔は、見物客で溢れていました。午後には一層多くの人出でした。
橋は渡月橋です。

午後には、更に多くの船が参加して、一層お祭も賑やかになりました。

(次回に続く)


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京都御所 秋の一般公開(2) [行事・祭]

今日11月6日(日)は、秋の一般公開の最終日。京都はあいにく朝から雨で、
少し寒々しくて、御所への人出も少なかったかも知れません。

前回の続きです。

御池庭 : 大きい池を中心にした回遊式庭園
紅葉も一部にはありましたが、まだ紅葉には早いようでした。

御学問所 : 月次の和歌の会、御進講、御対面などに使用された所です。

天盃(祝儀の際に天皇から賜る盃酒)を賜る様子です。
天皇の居られる場所は、見えませんが、右側の一段高いところです。

皇后の日常のお住まいとして使用された皇后御常御殿方面へ。
ここは全く別の区域になっています。

聞香 : お香は仏教の伝来とともにわが国に伝えられ、仏に供える「供香」が
始まりでしたが、やがて貴族たちの間で、住居に香を薫く習慣が生まれました。
室町時代には、少量の香木を温めて、そのかすかな香を楽しむ「聞香」が広がり、
歌や物語と結びついて、雅な遊びとして、広まりました。

十二単衣が綺麗です。

盤双六 : 二人が黒駒、白駒に分かれての双六遊びの様子です。
優雅ですね。

西側の宣秋門(ぎしゅうもん)から入って、北側の朔平門(さくへいもん)から出た
見学の人たち。観光バスで、遠くから来られている方も多いようです。
朔平門は、皇后御常御殿の正門です。


次の春の一般公開の時は、桜が綺麗な時期ですので、一度お越しになって
下さい。

註:文中の説明には、ポケットガイド1「京都御所」、並びに立て札の説明文を
  参照させていただきました。


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京都御所 秋の一般公開(1) [行事・祭]

京都御所は、毎年春と秋に一般公開されています。今日11月3日は祭日で、
時どき小雨がばらつきましたが、比較的良いお天気で、大変な人出でした。



南側の築地にある御所の正門にあたる建礼門。天皇陛下のみが使用されます。



各方角から見学に来られる人たち。左の門が、建礼門で、遠方の山は東山です。

御所の入り口に向かう人たち。テントでは荷物チェックも。

諸大夫の間 : 正式に参内した者の控えの間。身分に応じて異なる部屋へ。

紫宸殿の南庭を取り巻く回廊は、朱色の柱と白壁と瓦屋根からなっており、
承明門は回廊南面の中央、建礼門の内側にあります。
こちらは紫宸殿の前の南庭から見た承明門です。

紫宸殿 : 京都御所の正殿。 即位礼などの厳儀が行われるところです。
手前の白いところは、紫宸殿の南庭で、白砂が敷かれています。

紫宸殿の母屋中央に、高御座が、その東側に御帳台があり、明治天皇、
大正天皇、昭和天皇の即位礼は、この紫宸殿で行われました。

紫宸殿の左右に、左近の桜と右近の橘が植えられています。
京都では、この南向きの紫宸殿から見て、左の方(東)が左京区、右の方(西)が
右京区になっています。

御禊之儀 : 祭事に先立って、天皇が身を清めるために行われた儀式です。
この儀式の行われた清涼殿は、平安時代の内裏では、天皇の日常生活の場と
して使われた御殿です。

 

蹴鞠が行われた庭です。

京都御所の一般公開は、5日間位で、短い期間ですが、是非一度訪問される
ことをお薦めします。平安時代の雅を感じることが出来ます。

(次回に続く)


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天神さんと骨董市 [行事・祭]

平成14年には、菅原道真公 千百年大満燈祭が行われました。
満燈祭は、五十年に一度、行われています。
道真公の命日にあたる2月25日には、梅花祭があり、上七軒の芸妓さんや
舞妓さんによる野点が行われて、京都らしい風情が溢れます。

現在の社殿は、1607年、豊臣秀頼の寄進によるもので、拝殿とともに
国宝になっています。

お参りする時に鈴を鳴らすために、長い行列が出来ています。
お正月には、物凄い人出になりますので、鈴は取り外されるようです。

この建物の中には、大きなサイズの絵馬が掛けられていますが、古くなって、
よく見えなくなっていますが、1100年の歴史を感じます。

宝物殿の国宝の「北野天神縁起」は、菅原道真公の生涯と死後に京都で起こった
さまざまな災いが道真公の怨霊の災いとされて、これらが描かれた絵巻です。
機会がありましたら、是非ご覧になることをお薦めします。

北野で有名な長五郎餅。この店は、天神さんの東門を入った所です。

東門を出た所の骨董市。天神さんの境内と近くの道路に広がっていて、
あまりに多くの店で、店の数はよく分かりませんが、数百軒位かな?
陶器や衣類や色々の物が並んでいますが、ほとんど値札が付いていないので、
買う時の値段は、交渉によるようです。

外国人の女性も真剣な眼差しで・・・。

白い袋を提げている人も、よく見かけますので、それなりに売れているようです。

どれにしようかな~?

二人連れや子供連れの方など、皆さん楽しまれているようです。

この日は、狛犬さんも多くの店に囲まれて・・・。

京都にお越しの時には、一度天神さんにもお参り下さい。
やはり梅の咲く時期が良いですね。出来れば梅花祭の時がベストです。

 

 

 

 


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北野天満宮月次祭(天神さん) [行事・祭]

京都から九州大宰府に流された菅原道真公は、延喜3年(903)2月25日、
無実の罪のはれぬまま、大宰府の配所でお亡くなりになりました。
その後京都では、災害や疫病が多く発生し、これは道真公の怨霊の仕業と
いうことになり、道真公の怨霊を鎮めるために、天暦元年(947)に、
京都北野の地に祀られました。

道真公が、京都から大宰府に流される時に詠んだ句、
「東風(こち)吹かば、匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」
あまりにも有名な句ですね。

道真公の命日に当たる25日には、毎月月次祭が行われています。
道真公は、学問の神様として、今も受験シーズンには、多くの受験生が
北野天満宮に、合格祈願に訪れています。
今年の9月25日は、日曜日だったため、より多くの人出でした。

北野天満宮(天神さん)の参道の入り口の大きな鳥居。ここから参道が続いて、
両側には色々のお店が並んでいます。多くの人出で、進むのもかなり大変です。

北野天満宮の入り口の大きな門。ここまで参道が続いています。

境内には多くの牛がありますが、これは道真公が、丑年生まれだったからと
聞いています。牛の頭や体を撫でて、勉強や健康を祈る人が多いですが、
今日は出店の陳列品で、ここの牛には、近づくことが出来ませんでした。

北野天満宮の本殿。お正月や受験シーズンには、多くの参詣者であふれます。

やはり天神さんは、受験生の入学祈願では、一番です。

ここにもお参りして、祈願して、絵馬を掛けます。
受験シーズンには、長蛇の列が続きます。

天神さんの境内や近くの道路で、25日には、骨董市が開かれています。
次回には、骨董市のスナップ写真をご紹介の予定です。


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京都五山の送り火 [行事・祭]

今日8月16日は、京都では、お盆の五山の送り火の日です。
「右大文字」「左大文字」「妙法」「舟形」「鳥居」の五つの送り火が
午後8時から順次点灯されてゆきます。

今年は初めて、「鳥居」の送り火を、カメラ持参で、見に行きました。
嵯峨野の広沢の池では、「灯篭流し」が行われ、広沢の池の池畔からは
奥嵯峨の山の中腹の「鳥居」の送り火がよく眺められて、情緒のある
風情を楽しむことが出来ました。

広沢の池越しの「鳥居」と、涼しい風に流される色とりどりの灯篭

広沢の池の池畔に流れ着いた灯篭

初めて広沢の池へ「鳥居」の送り火を見に行きましたが、送り火の点火される
2時間前には、池の周囲には、すでに何百という三脚が立てられていて、
カメラマンの数に驚きました。もう少し後では、広い池の周囲には、三脚を
立てる場所もなくなるような混みようでした。
今夜撮影して、今夜中に
掲載出来るのは、デジタルカメラの威力です。


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祇園祭(一足先のご案内) [行事・祭]

京都の祇園祭は、16日の宵山、17日の山鉾巡行が、最大のページェントです。
宵山には、夕暮れから〜暗くなった京都の街に、多くの鉾が立ち並び、
提灯の
点った山鉾に、コンコンチキチンコンチキチンと賑やかな祇園囃子、大勢の人出で
街は賑わって、
最高のムードが盛り上がります。

17日は多くの鉾が、次々と街の中を巡行します。道路は鉾の優先となり、
歩道は見物人で、超満員です。

鉾の車輪は、軸が直結しているために、曲がるのが大変で、道路に竹を敷いて、
滑らしてまわります。この場面が、一つの見せ場にもなっています。
写真は、四条通から河原町通に左折しているところです。次の曲がり角は、
河原町御池の交差点、・・・と、各交差点は、特に多くの見物人で、賑わいます。
写真を撮るには、まず脚立が必須です。

祇園祭が終わると、京都はいよいよ蒸し暑い本格的な夏の訪れです。

ホームページ「京都写真館」の下記URLに、絵画風にアレンジした上記の
写真も含んだ祇園祭の写真6点を掲載しておりますので、ご覧下さい。
(上記の写真は、以前に撮影したものです)

http://www002.upp.so-net.ne.jp/e-gallery/main.files/kyou-fuzei.html


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