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京都下鴨神社:「蹴鞠初め」 [行事・祭]

1月4日に、京都の下鴨神社の本殿前で、「蹴鞠初め」の行事が行われました。
色鮮やかな王朝衣装を身にまとった鞠人達による優雅な蹴鞠が、披露されました。
蹴鞠は、平安時代に貴族の間で行われ、明治維新まで続けられてきましたが、
それ以降は、100年以上にわたり蹴鞠保存会の人達によって、継承されてきたそうです。

蹴鞠の始まる前、1時間以上にわたって、蹴鞠の歴史や下鴨神社などに関しての詳しい説明が
ありました。

蹴鞠の開始前には、古式豊かな儀式が執り行われました。

優雅な蹴鞠の様子をご覧下さい。蹴鞠は、勝ち負けを争うものではなく、また制限時間もなくて、
自由に楽しむ遊びとのことでしたが、蹴り方には様々な規則があって、結構難しいようですね。
鞠は鹿の皮で出来ていますが、空気も一杯に入っていなくて、紙風船のような感じに思いました。

1回が8人で、メンバーが交代しながら、3回の蹴鞠が披露されました。
鞠が地面につかずに、長い間蹴り続けられた時には、観客から大きな拍手が送られていました。

私は約1時間前に本殿前に到着しましたが、既に4~5重の人垣で、物凄い超満員には
驚きました。小さな脚立を持参しましたので、何とか写真撮影が出来ました。
前の方の人は、2~3時間位前に到着されたようでした。行事の撮影に脚立は必須です。


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大文字送り火 [行事・祭]

京都では、8月16日に京都の周囲の山々の中腹に、お盆の送り火が点灯されます。
「右大文字」「左大文字」「妙法」「舟」「鳥居」の五つの送り火が、午後8時から順次点灯されて
ゆきます。

今年は初めて、嵐山での「灯篭流し」と、ここからの「鳥居」の送り火を見に、嵐山に出掛けました。
夕方から夜の川辺では、涼しい風も吹いて、読経の響くなか、渡月橋の近くからは、
多くの灯篭が
次々と
流されてゆきました。

送り火のなかでは、一番最後に点火される奥嵯峨の山の中腹にある「鳥居」の送り火が、
嵐山の渡月橋の上の方に浮かび上がって、ご先祖さまをお送りする京都のお盆の行事も終わりに
近づきました。

昨年は、広沢の池から「鳥居」の送り火を眺めましたが、あまりに多くのカメラマンで、
広い池の周りには、三脚を立てる場所も無いほどでしたので、今年は嵐山へ出かけてみました。
嵐山も大変な人出でしたが、カメラマンの数は、あまり多くなかったようでした。

京都のお盆も終わりましたが、これから暫くは、また酷暑の毎日と思います。


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祇園八朔の行事(2) [行事・祭]

祇園の芸妓さん、舞妓さんたちの挨拶回りの写真(続き)です。

お茶屋さんへの挨拶回りの間の、暫しの会話です。

こちらも挨拶回りの途中の舞妓さん。

芸妓さんと舞妓さん、衣装や髪型ばかりでなく、お化粧も違いますね。左端が舞妓さんです。

写真撮影の舞台裏:
祇園花見小路で、芸舞妓さんが、お茶屋さんへの挨拶を終えて、自動車に・・・。
この時にもカメラマンが殺到。有名な一力茶屋の前では、多くのカメラマンが、坐りこんで待機。
祇園町一帯のあちこちで、このような状況で、多くの重装備のカメラマンには、驚きました。


祇園八朔の行事(1) [行事・祭]

8月1日に、祇園の芸妓さんと舞妓さんが、お稽古の師匠宅やお茶屋さんへ挨拶をして回る
八朔の行事が行われ、真夏の京都にもかかわらず、黒紋付の正装姿で、祇園町のあちこちを
行き交い、多くのカメラマンや観光客で大変な人出になりました。

芸妓さんと舞妓さんが、次々に連れだって、有名な「一力茶屋」へ挨拶に・・・。

同じく「一力」へ挨拶に訪問の舞妓さん。

暑い中を次々と挨拶回りの芸妓さんと舞妓さん。素敵なお二人でした。

こちらも数人で挨拶回りの芸妓さんと舞妓さんたち。「だらりの帯」が素敵です。

7月下旬に、祇園のお茶屋さんで、会合があり、舞妓さんの京舞を楽しみ
またお酌もしてもらう機会がありました。その時に、この八朔の行事のことを聞き、
短時間でしたが、カメラ1台のみを持参で、出掛けました。

祇園の花見小路に、ぶらりと行って、ビックリ。祇園町一帯は、多くの重装備の
カメラマンで超混雑、交通整理のお巡りさんも出動の状況でした。

芸舞妓さんの周囲は、カメラマンで取り囲まれて、人を入れないように撮るのも
一苦労でした。
これだけ多くの芸妓さんや舞妓さんの姿を見ることが出来るとは、思いません
でしたが、京都の情緒たっぷりな行事でした。でも暑かったでしょうね。

撮影は、ニコンD200と18~200mmの手振れ補正のレンズ(初撮影)で、
このような撮影には最適でした。次回も続きの写真を掲載の予定です。


祇園祭山鉾巡行 [行事・祭]

今年の山鉾巡行の日は、雨降りで写真撮影は断念しましたので、
皆様方に山鉾巡行のご紹介を、と思いまして以前に撮影の写真を
掲載させていただきます。

宵山の雰囲気とは、また違った祇園祭山鉾の巡行です。

四条烏丸近くから四条通を東に進んで、河原町通へ左折するところです。
自動車は、差動ギアーのお陰で自由に回れますが、山鉾は車輪が一本の
車軸でつながっているために、回転が出来ず、回るのには一苦労です。
車輪の下に竹を敷いて、音頭とともに滑らせて、向きをかえます。
辻回しと呼ばれていますが、正確に90度向きを変えるのが、また伝統の技で、
これが山鉾巡行の見どころの一つにもなっています。

鉾の上では、「コンコンチキチンコンチキチン」と、賑やかに祇園囃子が
奏でられて、祇園祭の気分も盛り上がります。

河原町通を左折して、広い御池通を列をなして巡行する多くの山鉾。
手前の鉾は、左折するために向きを変えたところで、これから狭い道路を
南に進みます。

京都の狭い通りを山鉾が巡行し、屋根が両側の建物に触れそうな感じです。
こうして32基全部の山鉾の巡行が終われば、祇園祭の最大のページェントは、
幕を閉じることになります。
ここに掲載の写真は、絵画風にアレンジしたものです。

例年は祇園祭が終わると、蒸し暑い京都独特の夏の到来です。

いつも nice & コメントを、大変有り難うございます。
私の方は、少しのんびりペースになりますが、また訪問させていただきますので、
宜しくお願い致します。


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祇園祭宵山 [行事・祭]

平安時代の869年に始まり、応仁の乱(1467~77年)で、お祭りは
途絶えましたが、1500年に町衆の手で再興されたと云われる祇園祭。
今日17日は、山鉾巡行の日でしたが、32基の山鉾が、雨の中を巡行しました。
今日はカメラ持参で、出掛ける予定でしたが、雨降りで断念しました。

昨夜は宵山で、大変な人出でしたが、賑やかに祇園囃子も奏でられて、
情緒たっぷりでした。50~60万人の大変な人出だったようですが、
宵山もこの人出で、一層盛り上がるのかも知れません。



四条烏丸近くから四条河原町方面(東)を望む。夕刻から大変な人出で、
河原町から四条通をここまで歩くのが大変でした。遠くの山は東山です。

四条烏丸から、南北にはしる烏丸通の京都御所方面(北)を望む。
続々と多くの人達が、四条烏丸近辺へ。



四条烏丸から、四条通の西の方向を望む。この辺り一帯の狭い道路にも、
多くの山鉾がならび、狭い道路も身動き出来ない位の人・人・人でした。

 

次第に辺りが暗くなり、祇園囃子もあちらこちらで聞こえて、宵山の雰囲気も
盛り上がります。



珍しい船の形をした「船鉾」。



町屋の二階からは、祇園囃子の音が、一段と響きわたります。



船鉾の町内の子供たちが、歌を歌って、またお祭らしい雰囲気でした。



長い行列に並んで、月鉾に上がるのを待っている人達。
女性二人が、二階の並びから地上の知り合いにVサインを送っています。

9時過ぎには、自宅に向かいましたが、大混雑の中で写真を撮りながらも
結構宵山を楽しむことが出来ました。


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祇園祭の宵山(ご案内) [行事・祭]

7月の初めから祇園祭(日本の三大祭)の色々な行事が、始まっていますが、
特に7月の中旬からは、京都の街の中は、祇園祭の宵々・・・山~宵々山と続いて、
16日の宵山、17日の山鉾巡行と、祇園祭は最高潮になります。

多くの山鉾からは、「コンコンチキチンコンチキチン」と、祇園囃子の音が響いて、
祇園祭独特の情緒を楽しむことが出来ます。



宵山には、四条烏丸近辺の狭い道路は、身動きの出来ない位の混雑です。
団扇を手にした浴衣姿が、宵山にはよく似合います。
最近は若い女性の浴衣姿が多くなりました。

今年は、宵山と山鉾巡行が、休日と祭日にあたり、一層大変な賑わいに
なりそうですが、是非祇園祭をお楽しみ下さい。

宵山にお越しになる時には、地下鉄烏丸線の四条駅、または阪急の烏丸駅で
下車されれば、ここが宵山を楽しむスタ-ト地点で、夕方から烏丸通も四条通も
歩行者天国になりますので、ゆっくりと歩いて、見物をすることが出来ます。

祇園祭の詳細は、京都新聞の下記のサイトをご覧下さい。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gion/gion.html

ここに掲載の上記の写真は、以前に撮った宵山の写真(絵画風に加工)ですが、
次は鉾巡行の写真を掲載したいと思います。

 


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大絵巻展(京都国立博物館) [行事・祭]

京都国立博物館にて、「源氏物語絵巻」や「鳥獣戯画」などの大絵巻展が、
4月22日~6月4日まで、開催されています。

今日は非常に良いお天気でしたので、「大絵巻展」に行ってきました。
連休中でもあり、「源氏物語絵巻」や「鳥獣戯画」などの有名な絵巻には、
大変な行列でしたが、素晴らしい絵巻の数々を見ることが出来ました。

この旧陳列館は、明治28年に、帝国京都博物館として、設立されたものであり、
フランス風の建築で、西洋のお城のような建物です。
ロダンの「考える人」や噴水もあり、またこの時期には、さつき/つつじが咲いていて、
大変美しい景観でした。

上の写真は、購入しました「大絵巻展」の分厚い説明書の表紙の絵に、
入場券を合成したものです。

素晴らしい大絵巻展ですので、是非ご覧になることをお薦めします。
この博物館は、三十三間堂の向かい側にあります。

「京都写真館」

 


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二条城 観桜お茶会 [行事・祭]

二条城は、家康の京都の住居で、戦のためのお城ではありませんが、
周囲には立派な堀がめぐらされており、大政奉還が行われた場所でも
あります。今は観光名所となり、年中大変な人出になっています。

桜満開の二条城で、観桜お茶会が開かれていました。
桜に囲まれた庭園で、やはり和服姿は情緒がありますね。

城内の広い庭園では、多くの桜が満開で、特に枝垂れ桜が
素晴らしかったです。

4月9日(日)に、東京からの皆さんと一緒に訪ねた時のスナップ写真です。


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大忙しの巫女さん [行事・祭]

京都の八坂神社での神前結婚。本殿前のこの場所での結婚式の始まる
時間が近づいて、大忙しの巫女さん。

この場所では、節分祭の時には、豆まきなど、色々な情緒のある行事が行われ、
夜には提灯に灯が灯り、また京都らしい風情になります。

桜で有名な丸山公園は、八坂神社のすぐ隣ですので、これからの桜のシーズン
には、この近辺は、多くの人出で賑わうことでしょう。


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