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初秋の氷室の里 [風景]

京都の街から山を一つ越えた所にある氷室の里。
有名な光悦寺や源光庵のある鷹峰から、少し狭い道路を車で登って、
京都の街を一望できる京見峠を越えれば、氷室別れという分かれ道。
そこから急な坂道を下れば、すぐのところにある山里です。

ここは人家が7~8軒の、山に囲まれた盆地のようなところですが、
この日は、真昼にもかかわらず、棚田の田圃にも、人家にも、全く人影が
見当たらず、全く静かな山里でした。

ここには「氷室」の名の通り、氷が貯蔵されていた「氷室」の跡があり、
冬になれば、ここの谷や池に溜まった水が氷になり、これを氷室の中に
運んで、藁で囲って貯蔵され、夏季に京都の朝廷まで運ばれていました。

 

山里をとり囲んだ周囲の山一帯も、真直ぐに伸びた北山杉で覆われて、
田圃の稲も実り、自然に満ちた静かな田園風景でした。
東京からの来客が、田圃のある場所に行きたいとの希望で行きましたが、
コスモスの花も咲き、静かな初秋の山里を堪能出来ました。


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京都北山の清流 [風景]

京都の市街地から鞍馬を経て、急な花背峠を越えると、急に気温も下がり、
京都の猛暑を忘れるような涼しさの別天地です。
更に広河原という所を経て、さらに佐々里峠(冬季は通行止)を越えて、
美山に向かう一帯には、大きな川も流れ、また山の谷間には綺麗な清流が
流れています。北山と呼ばれるこれらの一帯は、素晴らしい自然の宝庫です。

綺麗な流れに沿って、羊歯が群生している場所もあり、流れの音を耳に
しながら自然を堪能することが出来ます。

長靴を履いて、重いカメラと三脚をもって、場所を移動する時には、
何度か転びそうになりながらの撮影でした。
急に雷雲で辺りが真っ暗になり、土砂降りとなり、清流も急に泥水に
なりましたが、時間が経つに従い、また綺麗な水の流れに戻りました。

掲載の写真は、本日HPに掲載した写真からの転載です。
カメラは、6X6判を使用しています。


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祇園の夜 [風景]

桜の季節には、夜でも大変な人出の祇園白川の辺りは、今は人出もなく、静かな
雰囲気です。白川沿いにある料亭などは、多くのお客さんで賑わっていました。
川越しに見るここのお座敷だけは、お客さんの姿がなくて、静かな雰囲気でしたが、
準備が出来て、多分お客さんをお待ちしているのでしょう。
手前の輝きは、白川の浅瀬を流れる綺麗な水の流れです。

こちらは多くの観光客の方で賑わう祇園花見小路の近くの割烹のお店です。
お店の赤い提灯が、京風情を醸し出してくれています。

7月の中旬には、京都の街中は、祇園祭で大変な賑わいになります。
祇園祭の写真を掲載したいと思っています。


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京都鴨川 黄昏 [風景]

京都は梅雨の真っ只中で、今日7月1日も朝から曇りや時々雨が降ったりの
鬱陶しいお天気でした。

6月29日は梅雨明けのような真夏日で、気温も30度位の物凄い暑さでした。
写真は京都の夏の風情の一つの鴨川の床の風景です。
先斗町の店が、鴨川に「床」を設置して、ここで飲食をすることが出来ます。
夜は鴨川の涼しい川風もあって、情緒たっぷりな雰囲気です。

もう少し遅い時間になれば、鴨川べりは、二人連れで埋まってしまいます。
この時刻には、まだ座る場所がありましたが・・・。

四条大橋の上から、北に向かって、先斗町方面(鴨川の西側)を撮影

 


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新緑の智積院 [風景]

京都国立博物館へ「大絵巻展」を見に行った時に、すぐ近くの智積院を、
初めて訪ねました。
広い境内は、緑が一面で、また観光客も少ない所ですので、連休中でも
大変落ち着いた雰囲気でした。

長谷川等伯一門の描いた障壁画が展示されていますが、これらは桃山絵画の
素晴らしい作品です。
庭園は池泉鑑賞式庭園で、ツツジとサツキの花が、新緑の庭園に咲いて、
素晴らしい景観でした。

緑一面の新緑が素晴らしく、またお堂のカラフルな幕が風に流れて、
格別な風情でした。

建物のひさしから垂れた鎖状の金属の輪(名称?)を、サツキやツツジが咲く
新緑の庭園を背景に、撮ってみました。

智積院(ちしゃくいん)は、三十三間堂や京都国立博物館からすぐ近くです。

 「京都写真館」


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新緑の祇園白川 [風景]

桜の季節も終わり、京都もすっかり新緑の風景になりました。
ここは桜が美しく、また風情のある祇園白川のほとりです。

素晴らしい枝垂れ桜の木もすっかり新緑になり、人出も少なく
なって、少し落ち着いた雰囲気になりました。
桜の木の下には、疏水から分流された浅い白川の流れがあり、
鴨川へと注いでいます。

 

川向こうには、料亭などが並んでおり、白川の流れを見ながら
食事をすることが出来ます。

「京都写真館」


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京都仁和寺 御室桜 [風景]

御室仁和寺は、仁和4年(888年)に宇多天皇によって創建された世界文化遺産。
ここの有名な「御室桜」は、京都市内では、一番遅くに咲く桜ですが、
4月22日(土)では、少し遅すぎたようでした。しかし境内は、御室桜の見物の人々で、
大変な混みようでした。
秋には、今は緑のもみじが紅葉して、また素晴らしい景観になります。

左の一帯に八重の「御室桜」が一面に咲いており、素晴らしい景観です。
桜の木の下には、席が設けられて、多くの人達が飲食しながら楽しんでいました。

一面に咲く「御室桜」越しに見える五重塔は、寛永21年の建立で、
重要文化財です。

境内にある「黄色い桜の花びら」。前からあったはずですが、今年初めて気が
付きました。珍しいので、この黄色い桜の周りは、カメラを構える人達で、
いっぱいでした。
御室の桜が終わると、京都は新緑の季節です。新緑の風景もまた魅力です。


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「清水の舞台」 [風景]

「清水の舞台」の上にいると、何となく不安が伴いますが、舞台の構造をよく見ると、
結構太い材木で組み立てられていて、かなりしっかりしています。
舞台が水平でなくて、外に向かって傾斜しているために、余計に不安になるのかも
知れません。最近のマンションよりも安心出来るようです。

清水寺の境内は、すごい人出でしたが、桜が満開で、素晴らしい景観でした。
しかしこの日は、ひどい黄砂に見舞われて、清水寺から眺める京都の街は、
まるで霧に包まれたようでした。

 

清水の舞台を400年先に改築するために、檜(?)の苗木を山に植林した旨の
ニュースが数年前にありましたが、この舞台が今から400年間も長持ちする
のであれば驚きです。舞台を構成する樹木を育てるためには、400年も掛かる
ようです。


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桜満開の清水寺 [風景]

清水寺への清水坂も大変な混みようでした。「清水の舞台」が倒れるのでは、と思うほど、
「清水の舞台」の上は、観光客の方々で満ち溢れていました。
舞台は、多くの人でも強度的に大丈夫なんだろうかと、少し心配ですね。

平安神宮と同じく、ここにも鮮やかな朱色の建物があり、淡いピンクの桜と朱色を対比して、
また屋根の曲線と桜の枝が交差するようにフレーミングしてみたのですが・・・。

ライズアオリの出来るレンズは、建物の柱が垂直に出来ますので、重宝しています。


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京都平安神宮 枝垂れ桜 [風景]

京都は暖かい晴天が続き、桜の名所ではどこも一斉に開花して
春爛漫の雰囲気です。

平安神宮の枝垂れ桜も見頃で、ピンク色の枝垂れ桜が、鮮やかな
朱色の社をバックに、素晴らしい雰囲気でした。

ニコンD200 / PCマイクロ85mm F2.8  開放絞りにて撮影

東京から3人のベテランのカメラマンの方が、7日~9日まで自宅に
来られて、私も8日(土)と9日(日)には、桜の撮影に同行しました。

8日は、「平安神宮-疏水沿い-インクライン-南禅寺-知恩院-
円山公園-ねねの道-三年坂ー清水寺-六波羅蜜寺-建仁寺-
祇園歌舞練場-花見小路-祇園白川」へ、

9日は、「一般公開中の京都御所-京都御苑-二条城-神泉苑」にて
撮影。2日間とも、暖かい晴天に恵まれて、京都の桜を堪能することが
出来ました。

 

 

 

 


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